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「いただきます」「ごちそうさま」は日本の宝

ケニア出身の女性環境活動家でノーベル平和賞を受賞したワンガリー・マータイさんは日本語の「もったいない」の精神を世界中に広められましたよね。
この、「もったいない」と同じように「いただきます」「ごちそうさま」という言葉も日本の大切な宝なのです。
「いただきます」は「私の命を繋ぐために動植物の命をいただきます」という意味から生まれた言葉。
また「ごちそうさま」は「ご馳走」を作ってくれた人へ、そして命を捧げてくれものたちへの感謝の気持ちが込められています。
こうした食事の時の挨拶は感食を促すだけでなく、消化活動を活性化させる働きと食べ過ぎを防ぐ働きがあるのですよ!
現代は食べ過ぎ(過食)による病気も蔓延しています。食前食後の挨拶をすることでも食べ過ぎに歯止めをかけられるのですよ(^_-)-☆
食事前の言葉は唾液を促し、胃腸の負担を軽くします。終りの言葉はダラダラと惰性で食べ続けることを防ぎます。
また、日本では箸を使って食事をしますので、きちんと箸が持てるというだけで好感度アップ↑↑(^^♪ だけではなく、
これもまた、食べ過ぎ防止に繋がりますね。きちんと持てていないとご飯をかき込んで食べてしまい、口にたくさん入れまてしまいますので、
良く噛まずに飲み込んでしまいます。日本人のマナーとは、見た目の美しさだけでなく、健康へと繋がる大事な役割があるのですね。
こうした言葉を使い、正しいマナーで食べることで姿勢が正され咀嚼もされるのでしっかりと満腹中枢が刺激されます。
暴飲暴食にならないためにも、一呼吸おいて「いただきます」「ごちそうさま」と言葉をかみしめ、正しい箸の持ち方で
おいしいご飯をいただきたいものです。

 

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