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10Sを考えてみた・・・

10年前に書いた原稿がふっと頭に思い浮かんだので、その時の原稿を眺めていた。10Sとは・・・

5S「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」「清掃(Seisou)」「清潔(Seiketsu)」「躾(Shitsuke)」の事ですが、これを基本に「作法(Sahou)」「始末(Simatu)」の2つと私オリジナルの「責任(Sekinin)」「スマイル(Smile)」「習慣(Shuukan)」の3つを加えてみました。

日常生活の話なのですが、これが心と身体に随分と影響している不思議。目に見えるところでも、見えないところでも同じことが起こっているのです。日常の事から気を付けていくと、いつの間にか中も変わってきて、目の前の現実が変化するようです。

この10Sの一つの項目毎に初級(従来のもの)・上級・師範と3ステップでてお勧めしているものです。今までの5Sや7Sなどは仕事の効率化のためのものというイメージです。ですが、本当は毎日がより楽しく充実した人生となり、仕事や人間関係がストレスと感じなくなるような心を作るためのだと私は思っています。この10Sは現代のストレス社会が生んだ病気を跳ね飛ばすきっかけにしていただけばと思います。職業柄病気をしている方とお話をする機会が多いのですが、同じ病気の方はみんな共通する事があるように思えてなりません。それは不安・不満・怒り・責任転換など負の感情を抱いている方がとても多いからです。

自分の病気は自分が作っていることを自覚して、治すのは名医ではなく自分自身でしかない、「病気は生活の赤信号」であるということを理解していただきたいと思います。

生活が豊かになった現代で、「足るを知る」ということ忘れ動物脳が暴走していることを自覚し、物のない時代を生きてこられた偉人の知恵を思い出していただくきっかけとなっていただければと思っております。

日常生活や仕事においてこれを活用していただくと毎日がとても楽しく元気で若々しく充実した日々となること間違いなしです。

仕事での活用はもちろん、家庭円満に、人生の充実に役立てていただければ幸いです。

では最初のS 整理について・・・

整理とは 乱れた状態にあるものをととのえ、秩序正しくすること。

不必要なものを取り除くこと。    (広辞苑より)

 なぜ整理をしておく必要があるのだろうか?まずはそれを考えてみよう。サランラップが特売で安くなっていたので多めに買っておいたのだが、そのままどこにおいたのか全く記憶にない。使いかけのラップはもう底を突きそうだが、新しいラップが見つからない。しょうがないのでまた、新しいものを買いに行く。後日片付けをしていたら見つかったなんてことありませんか?時間だけでなく、お金まで無駄に使ってしまっていますよね。

欲しい道具や資料を探すのに時間がかかり、なかなかやりたいことが前に進まず、イライラすることってありませんか?その道具さえあれば1分もかからないことが、まず道具を探すのに5分作業1分なんて、本末転倒ですよね。このように本当にやりたいことに取り掛かれるまでに遠回りを強いられていませんか? 通路に荷物が山積みになっていて、体を細くして横歩きで通るとき、つい愚痴を言いながら通っていませんか?扉の前に荷物を置いて、扉を開けるたびに前の荷物を動かして、また元に戻して・・・。などなどちょっとの間と思って置いたはずなのにいつの間にかそこに山が出来ているという事ありますよね。いつか使うと思うから置いておこう、と使わないものを溜め込んでいませんか?いつかはいつなのか?いつか使おうと思っているものに埋もれて本当に使いたいものが探せないような状況が起こっていませんか?ぶつぶつ言っている自分はそこにいませんか?

整理不足は仕事の効率を落とすだけでなく、無駄遣いまでし、さらにはストレスを生み自分自身を痛めつけていることを自覚してください。

毎日あなたの口から出ている言葉は、あなた自身にすべて返ってくるようになっています。良い言葉、悪い言葉どちらをたくさん使っているでしょうか。

言葉の大切さ

日本は言魂の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ(さきわう)国」といわれていました。「言葉には【言霊(ことだま)】といって魂があるのだから、言葉は大切に使いなさい」と少し前までの教育ではよく言われていた事です。昔の人はいろいろなことを感覚的に感じとり、多くの経験からその事を学び後世に伝えていたのですね。本当に言葉にはすごい力があるのです。現代の心理学や大脳生理学で分かったこと、それは「言葉に出した物は自分の意識を形成し、その意識が人生を支配している。」という事実。

どういうことなのでしょう?

この続きはまた次回・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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